新型コロナウイルスの影響で、希望退職や出向などによって人員を削減する動きが広まっている。
2021年に上場企業が募集した希望退職の人数が、2020年より3カ月早く1万人を超えたほか、出向に取り組む企業も後を絶たないのだ。
ワクチン接種によってコロナ禍収束の出口が見え始めているものの、新型コロナ関連の倒産件数は1500件を超え、まだまだ増える見込みにある。企業にとって苦難の時はもうしばらく続きそうだ...
外食大手のワタミが120億円の資本増強を決めた。新型コロナウイルス感染拡大による大幅赤字で悪化した財務状況を改善するとともに、脱居酒屋を進めて焼肉業態の新規出店を加速する構えだ。果たして、その成算は。
ゴルフ場の運営事業とパチンコ機などの遊技機事業を経営の2本柱とする平和の2022年3月期の業績がV字回復する。売上高はコロナ前の2020年3月期を60億円強上回る。