auがフードデリバリ-で4000円クーポンをプレゼント「menu」との資本提携で

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写真はイメージです

携帯電話auを展開するKDDI<9433>は6月1日に、フードデリバリー事業を展開するmenu(東京都新宿区)と資本業務提携契約を結び、menu株式の一部を取得し、持ち分法適用関連会社化した。

同社ニュースリリースより

これに伴い、2日から、auスマートパスプレミアム会員を対象にmenuの利用料金が最大4000円割引となるキャンペーンや、auPAYの支払いでPontaポイントが還元されるキャンペーンを始めた。

menuは2020年4月から2021年4月までの1年間で、47都道府県にサービスを展開し、国内6万店舗の加盟店舗数を実現するなど急成長している。コロナ禍の中、フードデリバリー市場が拡大しており、今後も成長が見込めると判断し、auの会員基盤を活用し、menuのさらなる事業拡大に取り組むことにした。

KDDIはベンチャー企業への投資に積極的に取り組んでおり、コロナ禍ならではの投資戦略はどのような成果をもたらすだろうか。

KDDIの投資判断は?

menuの配達員(同社ニュースリリースより)

menuは4月時点で、約3万2000人の配達員が登録し、「早朝・深夜・悪天候といった、配達クルー不足になりやすい状況下でも、安定的に稼働できる仕組みを整えている」としている。

また1月28日には、全国主要都市で都市型ホテルを運営する「the b ホテルズ」と連携し、食事をホテルの客室に届けるサービスなども手がけている。

一方、KDDIは3200万強のauPAY会員を中心に決済事業などを拡大しており、今後もフードデリバリー需要は増加するとみて、フードデリバリーをはじめとする飲食業界での取り組みを強化する。

今後、auPAY会員を対象にauPAYアプリへのmenuの追加や、7月中旬からmenuアプリのオンライン上の支払い方法としてauPAYを取り入れる。

さらに将来は、自宅や外出先などの状況に合わせてレストラン情報を案内するなどのデータマーケティング施策を実施していくという。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響による外出自粛や飲食自粛などに伴い、多くの飲食店がフードデリバリ-システムを導入している。ワクチン接種の進展もあり、外食店に客足が戻りつつあるものの、コロナ後もフードデリバリ-の拡充を計画している飲食店は少なくない。

果たしてKDDIの投資判断は?

文:M&A Online編集部

M&A Online編集部

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