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【日本M&A史】「三大メガバンク」の成立 金融危機の発生と長期化(11)
2021/02/23
「失われた十年」と呼ばれた90年代における日本の経済危機の直接的な要因が、事業会社からみれば債務の累積、銀行側からみれば不良債権の累積にあったことはよく知られている。金融改革で日本は、ユニヴァーサルバンクではなくメガバンク路線を選択した。
毎月気になる企業をピックアップし、その企業の占星術的な視点からポイントをお伝えしています。今回は三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)をピックアップ企業として選びました。
グループ傘下の中核銀行である三菱UFJ銀行で2021年4月1日付で三毛兼承頭取に代わり、半沢淳一取締役常務執行役員が頭取に就任します。大人気ドラマ「半沢直樹」を彷彿させる名前の人物が頭取になると言うことで、SNSを中心に話題になりました。
半沢直樹のドラマでは「倍返し!」などのフレーズが人気ですが、実際の半沢淳一頭取は理知的で本質をしっかり押さえている人物だと評されています。同氏は経営企画部長など本部の企画畑で活躍し、今回の頭取選任はなんと13人抜きで常務から昇格している実力者です。
MUFG社長・グループCEOの亀澤宏規氏は「金融機関は100年に1度と言われるような改革を進めなければならない時期にある」と明言しています。
今回の頭取交代の狙いが吉と出るのか、西洋占星術の視点からチェックすることで、通常では見ることができない発見や気づきをみていきたいと思います。
「失われた十年」と呼ばれた90年代における日本の経済危機の直接的な要因が、事業会社からみれば債務の累積、銀行側からみれば不良債権の累積にあったことはよく知られている。金融改革で日本は、ユニヴァーサルバンクではなくメガバンク路線を選択した。