三菱UFJ信託銀行は31日、豪最大手金融グループのコモンウェルス銀行(CBA)傘下の主要資産運用会社9社を買収すると発表した。買収金額は総額40億豪ドル(約3280億円)。2019年半ばに一連の買収手続きの完了を見込む。

コモンウェルス銀行グループ内で資産運用部門を担うコロニアル・ファースト・ステート・グループが保有する主要子会社9社「CFSGAM」(ブランドの総称)の株式100%を取得する。CFSGAMCの資産運用残高は約17兆円。日本を除くアジアで資産運用残高第3位の大手で、シドニー、エジンバラ、ロンドン、香港、ニューヨーク、シンガポールなど世界主要都市に拠点を置く。株式、債券、オルタナティブ(代替)投資などを幅広く提供し、アジア・太平洋地域株式やエマージング株式、インフラ投資などで特徴ある運用商品を持つ。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の資産運用残高は約70兆円で、三菱UFJ信託銀行がその中核を担っている。今回の買収で運用残高は100兆円が視野に入る。アジア・オセアニア最大の資産運用会社としてグローバルマーケットでの存在感を一層高める。