三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)は、持分法適用関連会社のアコムをTOB(株式公開買い付け)により子会社化することを決議した。現在議決権ベースで13.19%の所有割合を41.18%へ引き上げることを目指す。TOB成立後もアコムは上場を維持する。アコムは今回のTOBに賛同の意見を表明している。

MUFGとアコムは2001年にローン会社である東京三菱キャッシュワンを共同設立、2004年に業務・資本提携をするなど関係強化を図ってきた。消費者金融業界は改正貸金業法の成立や相次ぐ再編・淘汰により厳しい環境にある。MUFGはアコムを連結子会社化することで同社を消費者金融事業の中核企業と位置づけ、コンシューマーファイナンス事業の発展を図る。

TOBの買付価格は1株あたり4000円。TOB公表前営業日まで過去1カ月間の対象株式終値の平均値3084円に対して29.7%のプレミアムを加えた。TOBの買付予定数は3814万株で、買付予定額は1520億円。

公開買付期間は2008年9月16日から2008年10月21日までを予定している。