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事業売却を進めていた「武田薬品」が一転 企業買収を加速

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アイルランドの製薬会社シャイアーの買収で膨らんだ借入金の返済のために非中核事業の売却を進めてきた武田薬品工業<4502>が、中核事業と位置付ける、がん領域で企業買収を加速している。

同社は2022年1月10日に、免疫細胞の一種である「ガンマ・デルタT細胞」を用いた、がん治療薬を開発中の英国のバイオベンチャー・アダプテート・バイオセラピューティクスの買収を発表した。

これに先立つ2021年10月には同じガンマ・デルタT細胞の特性の探索に特化した企業である英国のガンマデルタ・セラピューティクスの買収を公表している...

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