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電力卸価格が過去最高なのに新電力の料金パニックが起きない理由

※この記事は公開から1年以上経っています。
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LNGの値上がりが新電力の電気料金高騰につながっている(写真はイメージ)

電力料金はどこまで上がるのか?電力の卸価格が11月としては過去最高を記録した。日本卸電力取引所(JEPX)の24時間平均取引価格は、2021年11月平均が1キロワット時あたり18.5円と、JEPXで取引が始まった05年以降、同月としては過去最高を記録している。昨年同月は同5.6円だったので、3倍以上に跳ね上がった。卸電力から電気を仕入れている新電力各社にとっては脅威のはずだが…。

今年初めには電力料金が10倍に跳ね上がった例も

高騰の原因は、世界的な需要増に伴う液化天然ガス(LNG)の値上がりだ...

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