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ダイビルを上場廃止とする「商船三井」、過去2度の大型合併を経験

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商船三井の本社(東京・虎ノ門)

海運大手の商船三井は、不動産事業を手がけるダイビルなど上場子会社2社を非公開化する。TOB(株式公開買い付け)で株式を追加取得し、完全子会社化するもので、総額1300億円余りを投じる。今回は親子上場の解消を狙いの一つとするが、商船三井は過去、合併に次ぐ合併を重ねてきた過去を持つ。

ひと頃は4社の寄り合い所帯

商船三井はひと頃、4社の寄り合い所帯だった。現在の商船三井は1999年に大阪商船三井船舶とナビックスラインが合併して発足した。実はもとをただせば、両社とも合併会社...

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