武田薬品工業<4502>によるアイルランドの製薬会社シャイア―の買収準備がまた一つ整った。
武田薬品は同社の米国預託証券がニューヨーク証券取引所に、2018年12月24日に上場される見込みであると発表した。
武田薬品が買収を進めているシャイアーの株主は、買収が成立すればシャイアー株1株につき、現金30.33ドルと、武田薬品の新株式0.839株か、武田薬品の米国預託証券1.678株を受領することができる...
ソフトバンクが19日、東証1部に上場した。初値は1463円と公開価格の1500円を2.5%下回った。大規模な通信障害や中国製通信機器排除の動きなど悪材料が噴出する逆風下ながら、「平成最大」のIPO銘柄にとっては“不名誉”なデビューとなった。
大手書店の文教堂グループホールディングス(HD)が2018年8月期決算で2億3300万円の債務超過に陥ったのに伴い、同社株式が上場廃止の猶予期間入り銘柄となった。出版市場が縮小する中、書店経営を取り巻く厳しい現状が改めて浮き彫りになった。
ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンク(東京都、須永珠代社長)がIT関連企業のチェンジ(東証1部)の傘下に入る。実は、親会社となるチェンジの売上規模は26億円と、トラストバンクの半分にも及ばない。文字通り、小が大をのむ形のチェンジとは。
武田薬品工業は米ドル建無担保普通社債の募集を始めた。アイルランドの製薬会社シャイアー買収の資金の一部を調達するとともに、308億5000万ドル(約3兆4800億円)のつなぎ融資の総借入限度額を減少させるのが狙い。