文教堂HD、出版市場縮小の中で「債務超過」からどう脱出?

※この記事は公開から1年以上経っています。
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大手書店チェーンの文教堂グループホールディングス(HD)<9978>が苦境に立たされている。2018年8月期決算で2億3300万円の債務超過に陥ったのに伴い、東京証券取引所は11月末に同社株式を上場廃止の猶予期間入り銘柄に指定した。出版市場の縮小に歯止めがかからない中、書店経営を取り巻く厳しい現状が改めて浮き彫りになった。

上場廃止の懸念も

債務超過は債務の額が資産の額を上回っている状態。このため、すべての資産を売却しても債務を完済できない。当然、資本の部はマイナスとなる...

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