19日に東証1部に上場したソフトバンク<9434>は厳しいデビューとなった。注目の初値は1463円となり、公開価格(売出価格)の1500円を2.5%下回った。大規模な通信障害や中国製通信機器排除の動きなど悪材料が噴出する逆風下、公開価格割れは市場の大方の予想通り。とはいえ、「平成最大」のIPO(新規上場)であるソフトバンクにとっては“不名誉”以外の何ものでもない。
2018年のIPO企業はこれまで82社(19日現在)あるが、このうち公開価格を初値が下回ったのは同社が7社目...
ソフトバンクが12月19日に東証1部に新規上場する。抽選の末に手に入れた同社株の購入者の最大関心事は初値の行方だが、いきなり損失を抱えるリスクがくすぶる。大規模通信障害など悪材料が噴出する中、売りが優先すれば、公募価格割れとなるからだ。
武田薬品工業が2018年12月5日に開催した臨時株主総会で、アイルランドの製薬会社シャイアーの買収が承認可決された。シャイアー買収に反対してきた武田薬品の将来を考える会が25%程度と予想していた反対票は12%程度にとどまった。
世界第3位の業務用チョコレートメーカーを手に入れた日本企業は、世界中のチョコレートメーカーを買っていた。その企業の名は不二製油グループ本社。チョコレートに関心を示す不二製油とはどういう会社なのか。
トイザらス・アジア(本社・香港)は2018年11月16日、親会社の米トイザラス経営破綻を受けて交渉を進めてきた「身売り」問題が決着したと発表した。運営はアンドレ・ジェイブスCEOをはじめとする現経営陣が続投する。ブランド名も変わらない。