公開日付:2018.11.01
(株)大塚家具(TSR企業コード:291542085、江東区、大塚久美子社長)は、昨年7月以来、15カ月ぶりに10月の店舗売上高が前年同月を上回ったと発表した。9月28日から11月25日まで開催している「在庫一掃セール」が好調だった。
2018年12月期の中間決算で初めて継続企業の前提に関する注記(GC注記)が記載され、店舗網の再構築など経営再建に取り組んでいる。創業以来の高級化路線から転換し、最大80%OFFの「在庫一掃セール」を実施。昨年10月と比べ店舗数は2店舗削減したが、10月の店舗売上高は前年同月比7.7%増と15カ月ぶりに増収を達成した。既存店が前年同月比14.3%増と大幅に伸び、EC(オンラインショップほか)売上も同11.9%増と好調だったほか、応接が前年同月を上回った。
大塚家具は、セールの終了日を10月28日から11月25日に延長し、売上増を持続したい考えだ。11月14日に2018年12月期第3四半期決算を公表する予定で、現預金などキャッシュフローがどこまで改善したか注目される。
ウエリントン・マネージメントは米国の投資運用会社で、世界14カ所に拠点を構え、60カ国2200以上の顧客にサービスを提供している。預かり資産は約1兆ドル(約110兆円)に達する。
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