あと1カ月ほどで、すべての結論が出る

10月27日には武田薬品の製品「Entyvio」と、シャイアが開発中の候補物質「SHP647」が、炎症性腸疾患領域で重複する可能性があるため「SHP647」の権利を売却する提案を欧州委員会に提出していることを明らかにした。そして11月12日に、臨時株主総会を12月5日に開催することを発表した。 

借入金に関する発表が3件、認可に関する発表が3件、製品開発に関する発表が1件、臨時株主総会に関する発表が1件といった内容で、3兆円をこえる資金をどのように手当てするのかが、シャイア―買収の大きな課題になっていることが分かる。 

2018年11月20日までに示される欧州委員会の判断、12月5日の臨時株主総会での武田薬品株主の判断、さらに12月に開催見込みのシャイアー株主集会の判断と英国裁判所の判断。それらが、どうようになるのか。あと1カ月ほどで、すべての結論が出る。

文:M&A Online編集部