オリンパスが内視鏡中心の医療分野に経営資源を集中させている。2021年にカメラを含む映像事業を、2023年には祖業の顕微鏡を含む科学事業を相次いで売却。これによって医療機器専業企業への転身が一気に進んだ。
オリンパスが映像事業の売却に続き、米国の治療機器の製造拠点のノーウォーク工場の売却と、英国医療機器メーカーArc Medical Designの買収を相次いで決めた。
オリンパスというとカメラや内視鏡というイメージに加えて、財テクの失敗に端を発した事件で、粉飾にM&Aを利用したことで話題になった。かつては売上高1兆円の超優良企業であったオリンパスが、どんな経緯で不正に手を染め、M&Aを利用した粉飾を行ったのか。