「水素車」が話題だ。トヨタ自動車<7203>の豊田章男社長が2021年5月に開かれた「スーパー耐久シリーズ2021 富士24時間レース」で水素エンジン車のハンドルを握り、話題になったのは記憶に新しい。バッテリーで駆動する電気自動車(EV)化が急速に進むと、自動車産業の雇用が守れないと主張する豊田社長の出した答えが水素エンジン車だったわけだ。しかし、「水素車」は水素エンジン車だけではない。
トヨタが水素エンジン車を発表するまでは、水素車といえば燃料電池車(FCV)のことだった...
三菱自動車が2024年3月期に、軽仕様の商用EVの車両価格を200万円以下に引き下げる。日本経済新聞が伝えた。2021年3月に生産中止した「ミニキャブ・ミーブ」をリニューアルし、現行価格の約2割引で販売する。軽EV市場への「本格参入」だ。
緊急事態宣言が延長され窮地に立たされ続けるバス事業だが、死中に活路が見いだす事業者も増えているようだ。今回は「新型コロナとの戦い方が見えてきた」とも言える事業者の戦いぶりを見ていこう。
スポーツクラブ大手の2021年3月期決算は記録的な業績悪化に見舞われた。コロナ禍で売上高が前年比30%~40%ダウンし、過去最大規模の赤字転落が続出。3度目の緊急事態宣言が延長・継続中であることから、先行きの展望も開けない状況だ。
2021年の幕開け早々、電気自動車(EV)市場の「大激変」が起こった。米EV情報サイトのEV Salesによると、同1月のEV、プラグインハイブリッド車(PHV)の世界販売台数は、2017年7月に発売され長らくトップを独占していたテスラ「モデル3」が2位に転落したのだ。