東北の創業280年を迎えた老舗温泉旅館の灯が消えた。岩手県八幡平市の松川温泉郷にあった松楓荘。2023年12月、松楓荘を経営する松川温泉(株)が約6,000万円の負債総額で、破産申請の準備に入ったと発表された。
主な原因はコロナ禍での経営状況の悪化だとされている。2024年夏には松楓荘の扉は閉ざされ、今後、どのような破産処理になるのかはまだわからない。だが、山峡の秘湯・松川温泉郷にある3つの宿の中で最も古い老舗温泉旅館だっただけに、閉業を惜しむ秘湯ファンは多い...
北海道江別市野幌にあるローカル商業施設「ËBRI」。ヒダという自主廃業した窯業会社の煉瓦造りの工場を自治体が2016年に商業施設に再生した。