Vチューバ―グループ「にじさんじ」を運営するANYCOLOR<5032>が、企業買収に舵を切った。
2024年6月に公表した2027年4月期を最終年とする「中期的な成長に向けた経営方針」の中で、M&Aに関する財務方針を公表。この中で「負債の活用も含めて最大500億円」のM&A枠を設けたのだ。
同社は東京証券取引所グロース市場に上場した2022年6月以降、これまでに適時開示したM&Aはなく、公表している沿革でも企業買収の実績はない。
初の適時開示M&A案件はいつになるだろうか...
横浜ゴムは2024年12月期から2026年12月期までの3年間に「うなぎ上りの成長」を目指す。このうなぎ上り成長を実現するために、米国グッドイヤーが展開している鉱山車両用などの大型タイヤ事業の買収に踏み切る。
コンサートの音響や映像のシステムなどを提供するヒビノが、高機能オフィスチェアの販売や、オフィスのレイアウトサービスを手がけるオフィックスを子会社化した。
ニデックは2030年(2031年3月期)にオーガニック(自社の経営資源を活用した成長)で7兆円、M&Aで3兆円の売上高を目指す、中長期の目標を明らかにした。 創業者の永守重信氏が退いたあとの新経営陣がまとめた。
6月27日は3月期決算上場企業の今年の株主総会集中日。経営陣の刷新や株主還元などを求める物言う株主(アクティビスト)との攻防戦も最高潮に達する。株主総会シーズンの最終盤を飾る注目会社にフォーカスする。