味の素は米子会社の味の素ノースアメリカ社(イリノイ州)を通じて、米国でアミノ酸代謝異常患者等向けの医療食品を開発・製造するCambrooke Therapeutics, Inc.(キャンブルック、マサチューセッツ州。売上高14億5000万円、営業利益△4億900万円、純資産15億8000万円)の全株式を11月8日付けで取得し子会社化した。取得価額は約72億4000万円。

キャンブルックは2000年創業で、独自素材を活用した製品を開発し、過去3年は年率20%を超える高成長を実現している。味の素はこれまで医療食品向けに素材としてアミノ酸を販売してきたが、キャンブルックを傘下に取り込み、医療食品市場に本格参入する。対象疾病領域の拡大と海外展開の強化により、2027年の売上高を約100億円、世界のアミノ酸代謝異常患者向けの医療食品市場におけるシェアを20%へ拡大することを目指すという。