味の素(株)は、連結子会社であり、アスパルテームの製造、販売を行う欧州味の素甘味料社(Ajinomoto Sweeteners Europe S.A.S.)(フランス、売上高49億3000万円(36,090千ユーロ)、純資産17億6000万円(12,883千ユーロ)、所有割合100%)の全株式を譲渡することを決議した。

アスパルテームのグローバルでの市場規模は、過去3年間ほぼ横ばいで推移しているが、2000年以降の相次ぐ新規参入により、販売単価が下落し、味の素アスパルテーム事業の採算性は悪化する傾向にあるとしている。昨年、味の素は、当該事業の構造を強化すべく、アスパルテームの生産拠点を東海事業所に集約することを決め、欧州味の素甘味料社の売却候補先の検討に入り、2015年5月にオランダを拠点とする甘味料等の輸入販売会社のHYET Sweet B.V.より正式提案があり、今回、欧州味の素甘味料社の従業員の一定期間の雇用継続などを含め、売却条件に関し合意が得られ、株式譲渡契約締結の運びとなったとしている。

株式譲渡価額は135円(1ユーロ)。

株式譲渡予定期日は2015年10月1日。

※1ユーロ=136.69円にて換算。