
つぼ八は1982年に伊藤萬と合弁会社を設立し、住金物産(現在の日鉄住金物産)に吸収された経緯があります。1980年~1990年にかけては総合居酒屋の大ブームが起こっていました。つぼ八はその先駆け。全国津々浦々に展開し、商社の食糧事業の盛り上げ役になる予定でした。しかし、総合居酒屋ブームは去り、今は業態力が問われる個店系の店舗がもてはやされる時代。商社の思惑とは外れてしまったのです。
日鉄住金物産の2018年3月期の売上高は206億2300万円です。そのうち、食料事業は14億3100万円ほど。比率は7%にも達していません...
2017年外食産業のM&A動向を語るうえで、外せないキーワードが2つある。1つは「海外進出」。2つ目は「ポートフォリオの拡大」だ。