コメ卸最大手の神明が、雪国まいたけの株式49%を取得します。投資額は50億円以上(2017年7月22日付日経新聞の記事より)。神明は売上高1600億円以上、国内のコメシェア7%を占める巨大企業で、弁当やおにぎりだけでなく、元気寿司やワタミなどの飲食店にもコメなどを提供。今回の出資により、まいたけの流通ルートを拡大して、キノコの国内販路拡大を狙う他、海外への輸出も睨んでいるよう...
プライベート・エクイティファンドの「ポラリス・キャピタル・グループ」は、洋菓子店を運営するBAKEを100億円強で買収しました。このニュースを「ファンドのよくあるIPO狙いの案件じゃん」と決めつけてはいけません。目を凝らしてよく見ると、ポラリスの本気度と、BAKEの有望さが見えてくるのでした、という話です。
外食企業は、店舗開発、チェーン展開、ドミナント戦略、フランチャイズといった、金太郎アメ型経営スタイルが主流。それが今は、いろいろな業態と融合する水アメ型になっているのかもしれません。