居酒屋「庄や」などを展開する大庄が攻勢に転じる。同社は庄やで提供しているニシン開き焼きなど6品の料理を、ベイシア(前橋市)が展開するショッピングセンターなどの113店舗で総菜として販売する。
梅の花の2022年4月期第2四半期純利益が4億3,500万円(前年同期は12億2,200万円の純損失)となり、コロナ禍で黒字転換しました。2019年4月期から通期で純利益を一度も出していない梅の花は通期の黒字化を実現できるのでしょうか。
債務超過の解消と黒字化を達成した小僧寿しが3社買収を決定しました。居酒屋「とり鉄」のFC展開をするトランセア、障害者グループホーム「わおん」のアニスピホールディングス、食肉加工のミートクレストです。デリバリーに経営資源集中からの急激な方針転換となりました。
ワタミの2022年3月期第2四半期の国内外食事業が前期比27.8%減の54億1,500万円となりました。ワタミは居酒屋から焼肉店への転換を進めており、日本政策投資銀行から120億円を調達しています。売上高は回復しておらず、転換後も集客に苦戦している様子です。
完全個室の居酒屋経営を運営していたアンドモワは10月29日までに事業を停止した。負債総額は約100億円で、飲食業のコロナ関連破たんとしては最大となる。
東京都は10月25日以降、都の認証を受けた飲食店に対して時短要請を解除し、飲食店が酒類の提供時間や営業時間を元通りにできるよう検討を進めています。飲食店にとっては喜ばしいことですが、協力金や助成金を失って業績に影響が出るのも間違いありません。
居酒屋チェーン「金の蔵」を展開する三光マーケティングフーズ。新型コロナ禍で外食企業の多くが疲弊しているが、同社も例外ではない。逆境下、活路を求めて水産事業を立ち上げ、その一環として11年ぶりの企業買収に取り組む。反転攻勢ののろしとなるか。
居酒屋業界で新業態の開発が相次いでいる。「庄や」などを展開する大庄は2021年7月15日に、定食業態「巣ごもり食堂」などの新業態への転換を進めると発表した。
チェーン展開する大手居酒屋の店舗撤退が止まらない。居酒屋・バーを運営する上場の主要14社の2021年3月末の飲食店舗数は、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年12月と比べ1048店減ったことがわかった。
外食大手のワタミが120億円の資本増強を決めた。新型コロナウイルス感染拡大による大幅赤字で悪化した財務状況を改善するとともに、脱居酒屋を進めて焼肉業態の新規出店を加速する構えだ。果たして、その成算は。
やまやの2021年3月期・第3四半期の純損失が72億9300万円となりました。2013年に子会社化したチムニーののれん64億円を減損損失を計上したためです。買収した居酒屋事業ののれんの減損は、今後他の企業にも広がる可能性があります。
2020年度(20年4月‐21年3月)の居酒屋の倒産(負債1,000万円以上)は175件(前年度比17.4%増)と2019年度の149件を大幅に上回り、過去最多を更新した。原因別の最多は「販売不振」が156件、形態別の最多は「破産」の166件だった。
「テング酒場」を運営するテンアライドが大苦戦中。第3四半期で39億8,300万円の純損失を計上しました。純資産額は4億3,900万円となり、債務超過寸前の状況です。テンアライドは52億円の減資を実施。増資への階段を上っているように見えます。
居酒屋「はなの舞」のチムニーが苦戦を強いられています。2021年3月期第2四半期の売上高は前期比71.3%減の61億2,500万円となりました。ワタミ、鳥貴族、串カツ田中の同期間売上は、前期比で30%台の減少に留まっています。その理由は?
居酒屋「昭和食堂」を運営する海帆が第三者割当増資を実施します。発行株式総数は750万株で希薄化は192.9%にも及びます。発行価額は80円。大幅なディスカウントでの発行となりました。海帆は調達資金を借入金の返済などに充当する予定です。
「一体何をやっている会社なのか?」と、戸惑う社名が増えている。とりわけ持ち株会社にその傾向が強い。傘下の事業会社名を聞いて、「あの有名企業の親会社なのか!」と驚くこともしばしばだろう。なぜ、持ち株会社の社名は「分かりにくい」のか。
居酒屋「塚田農場」を運営するエー・ピーカンパニーが2021年3月期第1四半期で14億9600万円の純損失を計上。純資産は4900万円となり、債務超過寸前となりました。大門の本社を引き払い、池袋の元居酒屋店に移転して経費削減に努めています。
M&Aでの拡大を明確に打ち出していたクリエイト・レストランツ・ホールディングスとDDホールディングス。前代未聞のコロナ禍を何とか乗り切ろうとするクリレスと、1割強の退店を決定するなど戦略の大幅な見直しを迫られるDD。違いは分散投資にありました。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言後、従来の在り方そのものが問い直されている居酒屋業界。テイクアウトなど新たな道を探る中、エー・ピーカンパニーと鳥貴族が次々と持ち株会社への移行を発表しました。それは一体何を意味するのでしょうか?
新型コロナウイルスの終息が見え始め、一部繁華街にもにぎわいが少しずつ戻りました。緊急事態宣言を受けて大打撃を受けた居酒屋の営業時間が引き延ばされるなど、本格営業に向けた準備が進んでいます。しかし、売上がかつての水準まで戻る兆しはありません。
新型コロナウイルスの自粛要請により、居酒屋企業は大ダメージを受けました。今後懸念されるのは「のれん」の減損による大規模な特別損失の計上と、それによって債務超過に陥る企業が出てしまう可能性があること。「のれん」の比率が高い居酒屋企業はどの会社でしょうか。
4月7日に新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令され、映画館やライブハウス、運動施設だけでなく、居酒屋、カラオケ、マンガ喫茶なども休業が要請されることとなります。また、休日の旅行は大幅に制限され、飲食店や宿泊施設は甚大な影響を受けます。
コロナにより飲食店の3月売上が前年比40~60%と大幅な減少が見込まれています。特に3、4月は送別会、歓迎会の宴会需要が多い月。居酒屋企業にとっては大打撃です。この危機を乗り越える切り札はやはり現金。上場居酒屋企業の現金保有率が高い企業は?
居酒屋チェーンを展開するワタミ<7522>は2月5日、新型コロナウイルスの影響は長期化が見込まれ、中国経済の先行きも不透明になっていることから、中国国内で展開している全7店舗の撤退を発表した。
串カツ田中の2019年11月期売上高が100億円を達成しました。2016年マザーズ上場時の売上高は39億7200万円でした。3年で売上が2.5倍に伸びました。外食企業らしい急成長を遂げていますが、安売りによる集客は継続できるのでしょうか?