2020年、新社名で再スタートは象徴的

では次に、ENEOSホールディングスの今後の流れを見てみようと思います。

旧日本石油の設立年月日から、これまでの企業の流れを見ていると、他の企業の特徴でもよく見られる土星という天体の動きに合わせて変化してきた特徴があります。

その土星の影響で最も大きなタイミングが「サタンリターン」という、企業の土星と現在の宇宙の土星が重なる時期ですが、それが2005年7月頃にありました。

あらゆる企業においてサタンリターンのタイミングで見られる特徴は、その前後1年程度で企業の節目とも言えるイベントが発生しています。

旧日本石油は現在のENEOSホールディングスに至る大きな一歩となったジャパンエナジーとの業務提携の締結が2006年に結ばれました。

このサタンリターンのタイミングで起きたイベントを中心とした展開を約28年程度かけて進めていくことになり、そのちょうど中間である14年後にまた大きな節目を迎える傾向が強いです。

それがちょうど今年2020年のENEOSホールディングスへの改称のタイミングに当たるわけです。

奇しくもコロナショックのタイミングに重なり、業界全体が業績低迷する中、ENEOSホールディングスとして再スタートを切ったのは象徴的で、業界の盟主としての活躍を続けるための大胆な転換と考えて良いでしょう。

ENEOSホールディングスの社長に就任した大田勝幸氏も「国内の石油需要の減り方は想定しているよりも早いかもしれない」と述べ、2040年には石油需要は半分になるとの想定を公表しています。

この2040年は、ちょうどENEOSホールディングスの設立年月日から見たときの次の企業の節目になるサタンリターンである2039年のタイミングに一致してきます。

この時期までに土星の影響でもたらされる企業の節目は2025年と2033年になります。

ENEOSホールディングスらしい変化する度に時代に合った展開をしていく企業ならば、2025年と2033年にどのような舵取りをするのかを注目するのは面白い視点かと思います。

※次回公開は11月14日です。