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【住友商事】資源ビジネスの低迷と、今後の持続的成長を左右する事業会社へのM&A

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1.米国タイヤ事業

 2005年9月に住友商事と米国住友商事は、米国大手タイヤ販売会社でNASDAQ上場のTBCコーポレーション(以下TBC)を買収する事で同社と合意、12月に買収が完了している。投資額は1300億円を超え、住友商事過去最大級のM&A投資案件となった。

 TBCは、1956年設立のタイヤ販売会社で、年商約 20 億ドル。米国内に 40 カ所の倉庫を有し、卸売事業を行っている他、自営・フランチャイズにより 1175 店の小売チェーンを全米展開している...

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