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サウジ問題で懸念が拡大するソフトバンクビジョンファンドとは?

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1000の投資で1200のリターンを得た場合、ソフトバンクグループの利益は350

ソフトバンクビジョンファンドの収益構造を見てみましょう。仮にファンドが1000を投資した企業が、2200の価値になったと仮定します。すなわち、リターンは1200です。その場合、ソフトバンクグループや出資者はどのような稼ぎを得ることができるのでしょうか。

まず、ファンド全体の運営費用が200です。営業利益は1000。そこから、ファンドの運用主体者への管理報酬と成功報酬あわせて250が支払われます。残りは750。外部投資家への固定型分配50が発生するので、成果型分配は700となります。それをソフトバンクグループと外部投資家で分け合う形。350ずつとなります。


ソフトバンクビジョンファンド
「ソフトバンクビジョンファンド ビジネスモデルと会計処理」より

今回のモデルだと、ソフトバンクグループ全体の投資成果としては600となるわけです(ファンド運用主体者の管理・成功報酬+成果型分配)。

花形企業に次々と出資し、莫大なリターンを生むとみられていたソフトバンクビジョンファンド。業界ナンバーワン企業を集めた「群戦略」を打ち出し、子会社ソフトバンクを上場させて通信事業からの脱皮を宣言しました。そんな中で勃発したサウジアラビア問題。今後の展開がソフトバンクの行方を左右しそうです。

麦とホップ@ビールを飲む理由

麦とホップ @ビールを飲む理由

しがないサラリーマンが30代で飲食店オーナーを目指しながら、日々精進するためのブログ「ビールを飲む理由」を書いています。サービス、飲食、フード、不動産にまつわる情報を書き込んでいます。飲食店、宿泊施設、民泊、結婚式場の経営者やオーナー、それを目指す人、サービス業に従事している人、就職を考えている人に有益な情報を届けるためのブログです。やがて、そうした人たちの交流の場になれば最高です。

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