ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が「韓国のアマゾン」の異名を取るECモール、クーパンの日本上陸を狙っているとの噂が駆け巡っている。孫氏が率いるクーパンと、三木谷浩史会長兼社長が率いる楽天市場との「最終戦争」になるという噂は正しいのか?
米アップルが2020年にパーソナルコンピューター「Mac」シリーズのCPUをインテル製からARMアーキテクチャーの「Apple Silicon」へ切り替える。実は同社とアップルの関係は深い。そもそもARMはアップルが誕生させた会社なのだ。
2019年もソフトバンクグループと、その傘下企業によるM&Aが世間を騒がせた。振り返ればソフトバンクGによるM&Aの新たな方向性が見えてきた。「事業拡大のための買収」を子会社のZホールディングスへ切り出し、「投資ファンド化」へシフトが進む。
「株式会社」は大航海時代の商業活動から誕生した。しかし、世間で言われる「株式会社がイノベーションを起こした」は間違いで、「イノベーションが株式会社を生んだ」のである。それではイノベーションを起こす「源泉」は何か?物語は大航海時代から始まる。
シェアオフィス「ウィーワーク」を運営するウィーカンパニーが9月下旬に予定していた新規株式公開を10月以降に延期することを決めた。投資家の評価が下がっているためだ。世界最大級のユニコーン企業に育った同社だが、創業のきっかけは個人の不満だった。
2019年、世界的に注目を浴びているユニコーンが日本に進出してきた。2013年にインドで設立された「OYO Hotels & Homes」だ。日本で不動産賃貸業に始めたのに続き、4月にはソフトバンクと合弁でホテル事業を乗り出すと発表した。
2013年にインドで設立され、世界第6位のホテルチェーンに上り詰めたOYOが、ソフトバンクとビジョン・ファンドとで合弁会社を設立し、日本でのホテル事業を開始します。AIを駆使して集客するOYOは、従来のホテルチェーンとは明らかに違います。
2019年第1四半期(1-3月期)の日本関連M&A公表案件は、前年同期比59.9%減少の3.2兆円と2017年以降最低水準となった。(リフィニティブ調べ)
サウジアラビアの反体制派記者のジャマル・カショギ氏が、トルコのサウジ領事館で殺害されたとみられる問題が、日本企業に思わぬ波紋を広げています。ソフトバンクグループです。サウジ政府が5兆円もの巨額の資金を投じるソフトバンクビジョンファンドです。
ソフトバンクが10月中に上場承認を受ける見通しとなりました。順調に進めば12月中に東証一部に上場する予定です。市場から調達する金額は2兆5000億円規模。ソフトバンク上場の背景には、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの存在がありました。