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平昌五輪いよいよ…関連銘柄を総点検すると

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シスメックス株、新年早々に上場来高値

 「2枠」を争う女子フィギュアスケートの最終選考会で2017年12月、五輪切符を見事手にした坂本花織選手が所属するのは医療検査機器大手のシスメックス<6869>。同社は2017年10月、地元神戸出身の坂本選手、三原舞依の両選手と所属契約を結んだばかりだが、早速、朗報が舞い込んだ格好だ。「坂本効果」かどうかは別にして、シスメックス株は2018年1月9日、上場来高値の9480円をつけた。

 スポーツ用具・用品の銘柄ではまず、最大手のアシックス<7936>。JOC(日本オリンピック委員会)ゴールドパートナーとして平昌五輪の日本選手団にオフィシャルウエア、シューズ、バッグなどを提供する。同社はランニングシューズで海外にブランドが浸透しており、世界戦略を着々と推し進めてきた。これを追いかけるのがミズノ<8022>だ。

 ウインタースポーツで強みを発揮するのがアルペン<3028>。スキー分野で「FABLICE」「Hart」「FOLIO」などの独自ブラントを持つ。ゼビオホールディングス<8281>は「ゼビオ」「ヴィクトリア」などを店舗展開し、品ぞろえが充実する。スポーツウエアではデサント<8114>とゴールドウイン<8111>が代表格。デサントは韓国での売上高が全体の半分超に達し、強力な足場を築く。

味の素リリース…メニューの一つの「だし炊きたこ飯」

 味の素<2802>は2016年のブラジル・リオ五輪に続いて、平昌でも日本選手団に和食を提供する。白飯、だし炊きごはん、鍋、汁物、デザートなど28メニューを用意する。

最後の仕込み時に

 株価はというと、前回のソチ大会の当時、日経平均は1万4000円台後半で推移していたが、現在は2万4000円一歩手前のところまで上昇。新年入り後、これまで取り上げた個別銘柄のうち、アルペン、ヒマラヤ、デサント、トヨタ自動車は昨年来高値を更新し、すでに述べたシスメックスに加えてゴールドウイン、ANAHDは上場来高値をつけた。

 五輪銘柄はテーマ株の一つで、“賞味期間”は限定される。大会会期の2月25日をにらんで最後の仕込み時期かもしれない。

文:M&A Online編集部

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