中国企業による日本企業のM&A(2)―フォックスコンの鴻海(ホンハイ)・グループ、シャープを買収―

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt

中国企業による日本企業の買収事例2:鴻海(ホンハイ)グループのシャープ買収

中国企業のM&A戦略について、特に日本企業と関連する部分にスポットを当て紹介する。第2回は、中国に製造子会社フォックスコンを有する、台湾籍企業の鴻海精密工業グループ(以下、鴻海グループとする)によるシャープの買収を取り上げる。

総合電機メーカーのシャープ<6753>は、2016年8月、鴻海グループに対して約3,888億円の第三者割り当てによる新株式発行を行った。その結果、鴻海が筆頭株主となり、シャープは鴻海グループの子会社となった...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5