こんにちは。私の中で衝撃だったニュースを今日は紹介します。
最近何かとお騒がせのサムスン。そんなサムスンが次世代AI「Viv」を開発した会社を買収したとのニュースを見て、震撼しました。
SamsungがSiriの産みの親が創業したAIプラットフォーム「Viv」を買収(外部リンク)
「Viv」と聞いてどれだけの人が知っているかは微妙なところですが…。最近でいえば、やりすぎ都市伝説スペシャルで都市伝説マスターの関さんが話題に挙げて、ちょっと有名になったかなと思います。気になる人は検索してみるといいかも。
で、そんなVivですが、身近なAIであるSiriを開発した人たちが作った人工知能です。
そのVivの性能は、Siriをも超えると言われています。具体的に何ができるの?って感じですけど…。
Vivの開発者である、Dag Kittlaus氏によると…
といったことがデモ版でされたそう。これだけだと、Siriにも同じようなことできるじゃねーかと思われそうですが…。ViVの真骨頂はそこではなく、複雑な問いかけに、しっかりとした文脈で理解し返答し、対応する…という点なんです。
Siriの場合、ある程度の問いかけには答えることが可能です。しかし、そこから対応するとなると、人的な行動が必要になる部分があります。
アラームのセットくらいは、音声でピピッと行けますけど、「〇〇さんに花を贈る」とSiriに言った場合、おすすめの花屋は検索できても、その後の選んで送る作業は、自分でしなきゃいけませんよね?
それをVivは、「〇〇さんに花を贈る」という言葉を理解し、アプリと連携、そして実行するんです。
そこがSiriとの違いですね。実際、Siriも、今後はそういった対応ができるようになるのは分かっていますが、ViVはその1歩先を行く人工知能なんです。
で、さらにVivは学習していく人工知能なので、実際にリリースされるころには、デモ以上の賢さになってる可能性がありますね。
Dag氏が軽快にトークして、デモしてる様子の動画があるので良ければご覧ください。
でまぁ、Dag氏曰く、SiriとVivでは、開発の思想が違うようで…。
Siriはひとつのアプリとして動作するAI。
そしてViVは、デベロッパーが作成した、アプリに組み込めるような仕組みを目指したAIだということです。
ちょっと何言ってるかよくわかりませんが…。っていうのは嘘で…。
問いかけられてマスターに情報を提供し行動するSiri。そのSiriの機能はそのままに、Vivはさらに他のアプリやソフト、もしくは他のAIと共同し、マスターの行動を先読みして動く人工知能みたいなことかな。
マスターの思考の先読み…は、まだ先になるだろうけど、「〇〇をしてくれ→OKやっとく」っていう流れは確実にできるはずですね。