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【エア・ウォーター】(2)産業ガスメーカーと呼ばれなくなる日は…

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シリンダーに詰められた水素やアルゴンなどの産業ガス(同社ホームページより)

1兆円企業への道のりは…

産業ガスは鉄鋼や紙、半導体など多くの産業で副資材として使われているため、需要が大きく変動することはない。ガスの製造技術や輸送方法、販路なども確立しており、新たな技術の導入や新市場の開拓などの余地は小さいといえる。このため技術や時間を買うM&Aの必要性がなく、必然的に医療やエネルギー、農業、食品などの分野でM&Aが多くなるわけだ。

同社は2021年3月期に1兆円企業を目指しているが、その道のりはそれほどなだらかではない。2019年3月期の売り上げ見込みは8200億円...

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