こうしたM&Aの取り組みの結果、業績は順調に伸びている。売上高は2015年3月期の5118億円から連続で増収を続け、2019年3月期は6237億円に達する見込み。4年間で1119億円、21.9%の増収となる。
利益の方は2018年3月期に減益となったものの、営業利益は2015年3月期の25億円から2019年3月期は204億円に拡大する見込み。4年間で179億円、8.2倍の増益となる...
高島屋が独自路線を強めている。大手の百貨店は2000年に入り経営統合によって4つの大きなグループにまとまった。高島屋は4グループと並ぶ存在として独立独歩の運営を続けている。