ご注意ください
この記事は公開から1年以上経っています。掲載されている情報は、公開当時のものです。

ソフトバンクは12月19日に上場? その狙いと成長性を検証

alt


群戦略
群戦略で誰も見たことのない企業ステージへ


株式の過剰供給になりやすい一部への上場

気になるのは、上場したソフトバンクの株価がどうなるか。今回、ソフトバンクが上場すると時価総額は7兆~8兆円、吸収金額は2兆5000億円とみられます。この規模は今年最大。一般的に吸収金額が大きい銘柄は株価が上がりにくいと言われています。理由は単純。株式の発行枚数が多く、”欲しい”という強いインセンティブが働かないから。三つ葉のクローバーよりも、四つ葉の方が一般的に価値が高いのと同じ原理です。

東証一部上場のための条件として、株主数を2200人以上にしなければならないという決まりがあります。流通株式数は2万単位以上です。それに比べて、マザーズは株主数が200人以上、流通株式数は2000単位以上となっています。一部上場案件は、多くの人に広く行き渡るので不人気化するケースが多いのです。

しかも、主幹事となった証券会社は2200人もの株主を探さなければならず、当然数多くの個人投資家に目が向くわけです。個人投資家は初値で売ろうとするので、上場日に売りが殺到して売り圧力が強くなります。

大型上場のLINEは公開価格3,300円に対して初値が4,900円でした。48%増とまずまずの滑り出しです。しかし、これには背景があります。思い出してください。LINEはニューヨーク証券取引所との同時上場でした。そのおかげで、3500万株もの公募株の63%は海外に流れ込んだのです。元来握力の強い海外機関投資家のおかげで、株価は売り圧力にさらされることなく上昇できたのです。

ソフトバンクはどうでしょうか。

ひとえに、孫正義氏が描いているビジョンに共感できるかどうかにかかっています。長期の成長を見越した銘柄になりそう。トヨタの提携などの話題を提供するだけに、目を離せない企業であることは間違いありません。

麦とホップ@ビールを飲む理由

麦とホップ @ビールを飲む理由

しがないサラリーマンが30代で飲食店オーナーを目指しながら、日々精進するためのブログ「ビールを飲む理由」を書いています。サービス、飲食、フード、不動産にまつわる情報を書き込んでいます。飲食店、宿泊施設、民泊、結婚式場の経営者やオーナー、それを目指す人、サービス業に従事している人、就職を考えている人に有益な情報を届けるためのブログです。やがて、そうした人たちの交流の場になれば最高です。

NEXT STORY

トヨタとソフトバンク提携で「取り残された」KDDIはどうなる

トヨタとソフトバンク提携で「取り残された」KDDIはどうなる

2018/10/10

トヨタとソフトバンクグループは自動運転車で人やモノを運ぶサービスなどを手がける共同出資会社を設立する。ソフトバンクは米ウーバーテクノロジーズはじめ世界のライドシェア会社に出資しており、移動サービスへ軸足を移すトヨタが陣営に加わることになる。

関連のM&Aニュース