米投資ファンドのベインキャピタルによる中堅印刷会社、廣済堂(東証1部)へのTOB(株式公開買い付け)が4月8日終了した。廣済堂株価の8日の終値は803円。TOBの結果は9日中に判明する見通しだが、市場価格が買付価格の700円を大幅に上回ったまま期限を迎えたことから、不成立が確実視される。
廣済堂のTOBはMBO(経営陣が参加する買収)の一環として行われ、これまでに買付期間を3度延長し、買付価格も当初の610円から700円に引き上げたが、焼け石に水のあり様だった...
トヨタ自動車が2019年4月3日、2万3740件に及ぶHV技術の特許実施権を無償提供すると発表した。併せてシステム販売にも参入する。EVの台頭や超省エネエンジン車などの相次ぐ発売で存在意義がゆらぐHV。トヨタのオープン戦略の真の目的は何か?
2019年3月18日、シュレッダー国内最大手の明光商会が4月26日付で買収されることが明らかになった。買収した企業は三井松島ホールディングス。意外と知られていないが、2010年代はユニークなM&Aで成長を続けている企業だ。どんな会社なのか?
伊藤忠商事がデサントに対して実施した敵対的TOB(株式公開買い付け)は成立し、伊藤忠の勝利となった。TOBの結果、もともと筆頭株主である伊藤忠のデサント株の保有割合は従来の30.44%から40%に上昇し、デサントの支配権を事実上握った形だ。
スノーピークが追い風に乗っている。2019年4月に高知県土佐清水市に6カ所目のキャンプ場を開設し、同年7月には初の米国子会社を設立。さらに2020年春には長野県白馬村に物販、キャンプ体験などが可能な商業施設を開業する。