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【廣済堂TOB】買付価格700円に引き上げ、村上世彰氏と5回の交渉

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廣済堂が本社を置くビル(東京都港区)

暗雲が立ち込めていた中堅印刷会社「廣済堂」のTOB株式公開買い付け)を通じたMBO(経営陣による買収)計画が一転、前進する運びとなった。

買付予定数の下限を所有割合「50%」に下げ

廣済堂は8日、米投資ファンドのベインキャピタルが同社に対して実施中のTOBについて、買付価格を610円から700円に引き上げる一方、買付予定数の下限を1660万9000株(所有割合66.67%)から1245万6800株(同50%)に引き下げると発表した。12日までだった買付期間は25日に延長した...

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