【日本国土開発】バブル後の受難を経て、20年ぶり東証上場に返り咲き

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日本国土開発の本社(東京・赤坂)

中堅ゼネコン(総合建設会社)の日本国土開発<1887>が3月5日、20年ぶりに東証1部上場に復帰する。同社は1998年12月に会社更生法適用を申請して経営破綻し、翌年3月に上場廃止に追い込まれた。

ゼネコン初の再上場

バブル崩壊後の1990年代、建設各社は大幅な受注減と不良資産問題のダブルパンチに見舞われた。なかでも業界地図が大きく塗り替わったのが準大手・中堅勢。生き残りをかけた合併が相次ぐ一方、佐藤工業、日産建設の上場建設会社(いずれも東証1部)が経営破綻したが、再上場を果たしたのは日本国土開発が初めてとなる...

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