スポーツ用品大手のデサント<8114>、印刷中堅の廣済堂<7868>を舞台に、成立か不成立かをめぐって攻防戦が続く注目のTOB(株式公開買い付け)が来週、いよいよ期限を迎える。
前者のケースは筆頭株主の伊藤忠商事による敵対的TOBに発展し、デサント側は断固反対の姿勢。一方、後者はMBO(経営陣による買収)を通じた株式の非公開化を目的とするが、旧村上ファンド系企業の株買い占めによって廣済堂株価がTOB価格を上回る高値で推移しているのを受け、TOB期間を1週間(7営業日)延長した経緯がある...
日本電産がM&A戦略に変更のないことを示した。同社は2019年1月23日に業績の下方修正をしたばかりだが、同1月31日にドイツの大型減速機メーカー・デッシュ・アントリープステヒニク社を子会社化した。