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「賛否両論ある親子上場の最新トレンド」しっかり学ぶM&A基礎講座(16)

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親子上場の弊害とは?

親子上場において一番の弊害といわれるのは、親会社と少数株主の利益相反が生じることです。つまり、子会社は親会社の言いなりになるため、親会社以外の株主である少数株主の利益を無視して、親会社に有利な取引や活動をする可能性があるということです。

東京証券取引所が2007 年6 月に公表した「親会社を有する会社の上場に対する当取引所の考え方について」では、子会社上場は禁止しないものの、望ましい資本政策とはいえないという考え方が示されました...

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