2019年8月6日からZOZOマリンスタジアムで、スタンド内の売り子からキャッシュレスで飲料を購入できるようになる。すでに楽天生命パーク宮城と福岡ヤフオクドームでもキャッシュレス化が進んでおり、キャッシュレス化の波は他の球場にも広がりそうだ。

J–Coin Pay支払いのイメージ

みずほ銀行、千葉興業銀行、千葉ロッテマリーンズは、千葉ロッテマリーンズのホームスタジアムであるZOZOマリンスタジアムにスマートホン決済サービスJ–Coin Payを導入する。

合わせてJ–Coin Payの導入を機にキャンペーンを実施し、8月6日から12日までは全飲料を半額で提供。さらに8月20日からレギュラーシーズン終了まで、ビールは100円引きで、その他飲料は50円割引で提供する。

キャッシュレス化争奪戦が過熱

野球場のキャッシュレス化については、すでに楽天<4755>が楽天イーグルスのホームスタジアム「楽天生命パーク宮城」で、2019年の開幕戦から実施中。スタジアム内で使えるのはスマートホン決済サービスの「楽天ペイ」、電子マネーの「楽天Edy」、「楽天ポイント」、各種の「クレジットカード」などで、完全キャッシュレスを実現する。

福岡ソフトバンクホークスのホームスタジアムである「福岡ヤフオクドーム」でも、ショップでの飲食やグッズ購入のほか、スタンド内の売り子による飲料購入でも、スマートホン決済サービス「PayPay」が使用できる。当面は現金も使用できるが、将来は完全キャッシュレスを目指すという。

J–Coin Payは約 60 の金融機関 が参画するデジタル通貨で、3月からサービスの提供が始まった。スマートホンでお金を送る、送ってもらう、支払うことができるほか、金融機関の預金口座への入金や預金口座からの出金が可能。

他の球場にもキャッシュレス化の波は広がるだろうが、楽天ペイやPayPayは楽天イーグルス、福岡ソフトバンクホークスとの関係が強いため、他の球団のホームスタジアムでの展開は難しそう。

一方、J–Coin Payは銀行によるサービスのため、楽天やソフトバンクのような制約はない。60行の力を見をみせつけることができるか。ペナントレースの熱戦同様に、キャッシュレス化争奪戦も過熱しそうだ。

文:M&A Online編集部