【まとめ】M&A、保守的ながらも安定感

 2007年の脱日本航空子会社化以降でのJALUXのM&Aはわずかに3件と決して多いとは言えず、対象企業の売上も10億円程度と大きなリスクは背負っていない。しかし、一度M&Aにより買収を踏み切った企業でも場合によっては再度売却、複数年によって企業を見極めてから株式を取得するスキームは保守的でありながらも安定感がある。

 JALUXは今後も収益拡大のため協業、M&A等を積極的に活用し、事業規模の拡大やバリューチェーンの充実・強化に取り組むと発表しており、引き続きM&AはJALUXの経営戦略の一つである。直近でも、2016年に前田道路と同社の路面補修材製品の米国・カナダにおいての製造販売を趣旨とした資本業務提携を結んでいる。JALUXが今後どれだけM&Aを用いるか今後も見守りたい。


この記事は、企業の有価証券報告書などの開示資料、また新聞報道を基に、専門家の見解によってまとめたものです。

文:M&A Online編集部