【ブリヂストン】米国で2度の大型M&A 苦難乗り越え高収益体質を構築

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陳列されたタイヤ

 ブリヂストン<5108>が米国での2度の大型買収を経て、世界首位のタイヤメーカーの地位を確かなものにしている。新品の販売だけでなく、中古タイヤの再生、メンテンナンスにも進出。価格競争からの脱却を図り、売上高営業利益率は2ケタに上昇している。日本企業の海外M&Aは失敗例が多いと言われるが、ブリヂストンは数々の苦難を乗り越え、収益改善に成功している。

【企業概要】世界最大手のタイヤメーカー

 ブリヂストンの歴史は、創業者石橋正二郎が兄の重太郎と共に「志まや」の仕立物業を父の徳次郎から引き継いだことから始まった...

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