【財務分析】右肩上がりの安定経営

 JALUXは、売上、営業利益ともに右肩上がりであり業績好調である。BtoBでは航空機関連での販売増加、BtoCでは訪日外国人数の増加などにより国際線空港における店舗販売や免税店舗及び卸販売が引き続き増加したことにより収益拡大した。

 JALUXの総資産は年々増加し、自己資本比率は近年低下しているものの40%前後を推移していることから安定した企業経営をしているといえる。2015年3月期に自己資本比率が低下している原因は、余剰金と為替の変動により為替換算調整勘定の増加によるものである。

 JALUXの現金及び現金同等物は年々順調に積みあがっている一方で、のれんはほとんど計上されていない。このことからJALUXがM&Aにおいて慎重派であることと実行するにあったっても事業規模が小さい企業の買収を好む傾向があることが分かる。