J・フロントリテイリング傘下の白青舎は、2015年12月にイオン子会社のビルメンテナンス会社であるイオンディライト<9787>のTOBを受け入れ、イオングループの傘下に入った。さらなる営業力強化やコスト削減、品質強化、事業開発を図る。今後の成長機会が限定的な市場において、顧客ニーズは多様化・高度化しており、IT等の高度な技術・ノウハウ、業務標準化、コンサルティング営業や品質保証等、知的資本を集約させる必要がある...
東証「適時開示」ベースで、2018年8月の買収件数は72件(7月54件)と、5月の64 件を上回り、今年の月間最高となった。このうち、海外企業を対象とする買収は19件、買収金額10億円超は25件あり、いずれも今年最多。なかでも100億円超の大型案件は1~7月で合計26件だったが、8月だけで8件に上り、集中ぶりが目立った。
日本政策金融公庫論集の第39号に、山本聡東京経済大学経営学部準教授の論文「中小製造業のM&Aと事業成長における企業家的情熱、使命感、やり抜く力」を掲載。企業家的情熱や使命感、やり抜く力などを中小製造業のM&Aに適用し解釈した。
M&A関連の企業発表が2018年も1月早々から連日続いている。このうち経営権の取得を伴う買収・子会社化の案件は東証の「適時開示」ベースで44件(M&A Online編集部集計)。6000億円超の大型M&Aや、買収資金の一部に仮想通貨を充てるレアなケースもあった。