1.2017年4QのTOB総評

TOB件数(累計)は公表ベースで44件と前年 (48件)と微減。2017年は第2四半期及び第3四半期は件数が大きく減少したため、第4四半期に件数が大幅に上昇するも全体としては微減となった。

◆1000億円を超える案件が3件と前年(1件)よりも増加、今期はCKホールディングスによるカルソニックカンセイの買収(3400億円)が大きかったことや1500億円規模の買収が他に2件あったため、成立金額ベースでは1兆4054億円(進行中の案件は買い付け予定数で計算して集計)と前年よりも大きく増加している。平均金額も312億円となっており、前年の121億円に比して増加している。

MBO案件が件数ベースで5件と全体の11.1%となり、前年よりMBO件数は増加した。

◆第4四半期のプレミアムは、34.17%に増加している 。年間のポジティブプレミアムの平均値は34.9%と傾向に大きな変化は見られないが、分布で見た場合には、ディスカウントプレミアムの案件が前年より増加傾向にある。

(注)プレミアム算定に採用している株価は特に断りがない限り、公表日前3ヶ月平均株価としている。
(注)ソレキアは最終成立分のみを1件として計上した。

2.TOB件数の推移(2007-17年)

過去10年間のTOB件数推移(2007-17年)
株式会社ストライク調べ

・件数は公表ベースで18件と前年同期(14件)比で4件増加。
・累計では44件と前年(48件)比で微減。

3.TOB総額の推移(2006-17年)

TOB総額推移(2006-17年)
株式会社ストライク調べ

・2006年~2017年までの公開買付案件の成立金額の年度別合計
・集計は開始年度ごとで金額は成立金額ベース
・進行中の案件は買付予定数に買付価額を乗じて算出している