【ワールドホールディングス】人材派遣大手が建設業の大量買収に乗り出した理由

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バブル崩壊の「苦い経験」からM&Aによる多角化へ

こうした建設業関連のM&Aの背景には、ワールドホールディングスの創業者である伊井田栄吉会長兼社長のビジネス歴が関わっている。伊井田会長兼社長は1981年に不動産仲介の三晋産業(現ミクニ)を立ち上げていた。創業者から見れば、不動産ビジネスは「祖業」なのだ。

このほかにもカメラ修理の日研テクノ(大阪市)や農業公園運営のファーム(愛媛県西条市)など、主力の人材派遣・育成事業には直接結びつかなさそうな企業を買収している...

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