【センコーGHD】1兆円企業へ「両利きの経営」の一翼担うM&A戦略|中央化学にTOB

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センコーグループホールディングスの本社(東京都江東区)

センコーグループホールディング(GHD)は総合物流大手の一角を占める。成長の原動力とするのが既存事業の深掘りと、新規事業の推進だ。こうした「両利きの経営」の一翼を担ってきたのは積極的なM&A戦略に他ならない。M&Aに長けた同社だが、昨年末に初めてTOB(株式公開買い付け)に踏み切った。

プラ製食品容器の中央化学にTOB

TOBのターゲットとしたのは三菱商事傘下でプラスチック製食品包装容器メーカーの中央化学(東証スタンダードに上場)。生活関連の事業領域拡大が狙いで、これまでの卸売りにとどまらず、上流の製造にも進出する...

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