安田倉庫が輸配送ネットワークの拡充に向けてM&Aにアクセルを踏み込んでいる。2019年以降、傘下に収めた陸運会社は6社(予定分の2社を含む)。これにより、グループの車両保有台数は700台を突破し、従来の6倍以上となる。総合物流サービス企業として陣容整備は着々進行中のようだ。
安田倉庫はその名前の通り、旧安田財閥の流れを組む名門。1919(大正8)年に興亜起業として発足したことに始まる。保管、流通加工、輸配送などの物流サービスを総合的に展開する...
列車の発着時間などを検索できる「乗換案内」を運営する駅探が、M&Aで事業領域を拡げている。2024年3月期の売上高は、2年間で倍増という強気の計画。M&Aが果たす役割は大きいそうだ。
レトロな雰囲気の居酒屋「昭和食堂」などを展開する海帆が、M&Aによる事業拡大に乗り出した。同社は5期連続の赤字に陥っているが、M&Aによる新業態の取り込みで、経営再建を目指す作戦だ。