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日本電産のピークは2024年!永守氏と新社長・吉本浩之の動向は?|ビジネスパーソンのための占星術
日本電産の最重要人物である永守重信氏が社長の座を譲り、吉本浩之氏が新社長に就任することが決定。現在、2030年に10兆円企業になるべく邁進しています。しかし、実はそれよりも早い2024年に最大のターニングポイントを迎える兆候が見えています。
「皆さんのおかげで平昌オリンピックで二つの金メダルを獲得することがでました」。スピードスケートの高木菜那選手(日本電産サンキョー<7757>所属)が2018年4月1日、京都学園大学の京都亀岡キャンパス(京都府亀岡市)で行われた同大学の入学式で壇上に立った。
新入生には高木選手の出席は知らされておらず、二つの金メダルを獲得した高木選手の突然の登場に会場ではどよめきが起こり、慌てて携帯電話で写真を撮りだす光景があちらこちらで見られた。
この日、高木選手は日本電産<6594>の会長兼社長で、京都学園の理事長である永守重信氏とともに、終始神妙な面持ちで入学式に臨んだ。高木選手が日本電産のグループ会社である日本電産サンキョーの社員であることから実現した。
高木選手は「自分の夢や目標に向かって進んでいくことはそんな簡単なことではありません。、後悔してしまったり、立ち止まったりすることもよくあります。私も小さい時から妹と比べられ、負けている自分を受け入れらず、壁を超えるまでつらいことがありました。
そんな時に私の道しるべとなったのが、いままで出会った方の存在でした。夢や目標に向かって努力していれば、結果が出なくても自分のことを認めて応援をしてくれる人が絶対にいます。
今回の平昌オリンピックでは、誰かに何かを伝えるのが一つの目標でした。見てくれている人に感動だったり、勇気だったり、私の笑顔だったり、明日頑張ろうと思えるなど、人それぞれに何かが伝わればいいなとずっと思っていました。
どんな仕事でもそうだと思うのですけれど、自分のために何かを成し遂げるというより、誰かのために働きたい、この会社のために自分の全力を注ぎたい、今まで支えてきてくれた人たちのために頑張っていきたいという心があれば、どんなことがあってもくじけずに立ち上がれると思います。
日本電産の最重要人物である永守重信氏が社長の座を譲り、吉本浩之氏が新社長に就任することが決定。現在、2030年に10兆円企業になるべく邁進しています。しかし、実はそれよりも早い2024年に最大のターニングポイントを迎える兆候が見えています。