【キャリア】海外の企業からスカウトを受けたら?
M&A Online編集部です。今回のテーマは「海外の企業からスカウトを受けた場合」です。日本を代表する大企業が相次いで経営不振に陥り、海外企業に買収されるという事例も増えています。
合併を契機に転職を考える人もいるだろう。転職を決断した理由はいろいろだろうが、どうせなら、今よりよい条件で転職をしたいものだ。その際に、採用面談での退職理由の伝え方には注意が必要だ。
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合併によって退職しなければならない事情が発生する背景としては次の3タイプがある。
1つ目は、合併で同一業務を担当する部署が重複するようになったからというもの。
経理財務や総務など管理系職場が該当することが多い。
2つ目は、合併後の経営方針の転換で、担当していた業務がなくなるというもの。
例えば、営業職は会社が自分の担当する製品から撤退することになれば比較的早く仕事がなくなる。B2Bでは実際の撤退まで1年以上かかるケースもあるが、撤退発表と同時に人員整理が始まる。
生産系の職場では、会社間の供給責任があるので生産が完全に終了するまでは人員整理は行わないのが一般的だ。情報システムも、合併すれば一つのシステムに統合されるケースが多く、廃止になるシステムの担当者は仕事がなくなる。
3つ目は、買収側が相手企業へのコントロールをきかせるために、被買収側の責任者をクビにして、自社から代わりを派遣するケースである。部長以上の職位の人が該当する。
M&A Online編集部です。今回のテーマは「海外の企業からスカウトを受けた場合」です。日本を代表する大企業が相次いで経営不振に陥り、海外企業に買収されるという事例も増えています。