3月は「後継者不在」をM&Aの主な理由とする案件が二つあった。モリト<9837>がマリンレジャー用品などの輸入販売を手がけるマニューバーライン(大阪市)を、ダイトウボウ<3202>が生地商社の和田哲(大阪市)をそれぞれ買収したケースがそれだ。マニューバーライン、和田哲の両社とも業績は安定して推移しているが、後継者不在に伴う事業承継が課題となっていた。
一方、主な譲渡案件はどうか。エア・ウォーター<4088>はコークス炉ガス精製事業を新日鉄住金に150億円で譲渡を決めた...
2017年7月-9月に発表された国内企業のM&A案件より抜粋してご紹介します。
2017年1月-3月に発表された 国内企業のM&A案件より抜粋してご紹介します。