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【シノケン】次々と異業種M&Aを行い事業拡大中

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画像はイメージです。

グループ会社内でビジネスモデルを構築
模範的シナジー効果を目的とするM&A

 シノケングループ<8909>は、1990年、福岡県を地場に事業展開を始め、投資用不動産販売や不動産賃貸管理などを行うグループ企業である。90年創業時に前身となるシノハラ建設システムを設立、2002年にJASDAQ市場に株式を公開し、05年に社名をシノケンに変更、07年に持株会社化し、現在の社名に変更した。

 同社は元来、投資用アパート・マンションなどの不動産販売を中心に事業展開し、その販売後は賃貸管理、LPガス供給、家賃滞納保証などをグループ会社内で受託するビジネスモデルを構築していることもあるせいか、シノケンの行うM&Aは、自社サービスのコストの削減、サービスの付加価値追及、事業分野の拡大など、M&Aの模範的シナジー効果を目的とするものが多い。

■シノケンが行った主なM&A

年月 内容
2006.8 中国の不動産コンサルティング事業を行うBETTER HOUSE HOLDINGと資本業務提携を行い、株式20.5%を取得
2009.12 首都圏および福岡県を中心に不動産販売業を展開する、えん(売上高69億円)と資本業務提携を行い、株式の33.8%を3億円にて取得、持分法適用会社化
2010.9 ビルメンテナンス業務を行うケイビイエム(売上高2億円)の株式78.28%を5千万円にて取得
2012.11 介護事業に関するコンサルティング事業のリクロス(売上高2千万円)の第三者割当増資を引き受け、株式70%を700万円にて取得、子会社化
2013.9 少額短期保険業を行うジック少額短期保険の株式50%を3千万円にて取得
2014.1 老舗ゼネコンの小川建設などの持株会社であるヨシムラ・RE・ホールディングスの全株式を26億円にて取得
2014.7 マンション管理事業を主力とするBSK(売上高5千万円)の全株式を取得
2014.9 マンション管理事業を行うマンションライフ(売上高4千万円)の全株式を取得
2014.9 シンガポールの不動産賃貸仲介業などを行うSKG INVEST ASIAの株式34%を取得
2015.2 大阪府で介護事業を営むフレンド(売上高3億円)およびベスト(売上高3千万円)の全株式を取得
2015.10 東京都のマンション販売事業を行うプロパスト(売上高106億円、所有割合15.41%)の株式4.07%を追加所得、持分法適用関連会社化(19.48%)

M&Aによって異業種の介護事業に参入
既存物件を利用したシナジー創出

 シノケンの模範的シナジー効果を追求したM&Aを語る上で、まずは12年11月に行った、リクロスの買収を解説する。

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